求人サイトにある仕事でよく見かけるのが、販売や飲食などのサービス業・シール貼りや仕分け・ピッキングなどの簡単な仕事だ。そして、その仕事をどのような人に任せたいのかというと、若くて素直・体力があり、言われたことは何でもこなす人といえる。決して、中高年ではない。社会経験が豊富な中高年よりも、若者の方が使い勝手が良いのだ。
ここで、道は2つに別れる。若者たちのように遊ぶ金が欲しければ、何でもやりますと言って派遣でも契約社員でもすればいい。しかし、家族のために働いて稼がねばと考えるのであれば、自分の経験してきたことに拘って求人サイトで仕事を探すことだ。そのときに、これだけは譲れないという条件・職種・勤務地・社員登用の実績があるかが重要となる。そして、給料・賞与・昇給などの大切な事柄を、サイトのカテゴリーにチェックする。最後は相性になるが、自分に合うというより、合わせられる企業に応募することだ。そうすれば、もし仮に失敗しても今までの経験の積み重ねから最低限の自己責任で済み、問題回避にも繋がる。
長年経験してきた職業でも、時が経てばやり方や方法などにも違いは出てくるだろう。だが、それは効率化の問題だけで、結果が同じであれば多少のブランクも乗り越えられる。初めての仕事で若者に混ざってあたふたしたり、いつ仕事が来るか判らない派遣の仕事を待つよりも、精神衛生上楽なのだ。求人サイトは中高年にとっては使いづらいところがあるが、条件を詳細にしていくことによって他に惑わされず、やりたい仕事に巡り会える。